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信号のつなぎの悪さ;止まっては進むを繰り返す日本の幹線道路

信号機

日本の道路事情は信号が多すぎるうえに信号のつなぎが悪く、止まっては進み止まっては進むの繰り返しという現状があります。主に幹線道路において、信号が青になって進んでもその先の信号が赤になって止められるということが多く見られ、運転をする上でストレスが溜まります。

信号のつなぎを悪くする理由としては、スピード抑制が大半を占めており、スピード出しすぎによる事故を防ぐためでしょう。確かに、制限速度が機能していない今の状況では、そうすることで速度抑制を行うことが出来るでしょうが、これはかえってよくないと私は思います。

比較的信号のつなぎが悪い箇所の動画をピックアップ。結構な頻度で赤信号で止まります。

ドライバーのストレスが溜まる
車は本来はスピードを出して走る乗り物です。多くのドライバーはできる限り信号に止まらず、スムーズに進みたいでしょう。にもかかわらず停車と発進を何度も繰り返すというのは、ドライバーにとってとても負担のかかることです。

ストレスがさらに運転マナーの悪化をもたらす
ストレスが溜まると、ドライバーもイライラしてきます。イライラしてくると、運転にも余裕がなくなり荒くなります。さらにストレスがたまれば信号無視をするようになったり、ほかのドライバーを煽ったり、運転マナーも悪くなってきます。

確かに、スピード抑制に貢献している面はあるのでしょうが、余計にドライバーにストレスを与えマナーを悪化させるだけで、結果的に更にマナー悪化を促進させているとしか思えません。この反動として、信号のない道路や高速道路では、制限速度を大幅に超えて飛ばす車が増えているのが現状です。更に危険な状況を作り出しているとしか思えないのです。

定速で走れば信号に引っかからないような道路環境にして欲しい。
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市街地の道路はともかく、特に中長距離を走るドライバーが多い幹線道路では、このようなことはやめてもらいたいです。幹線道路は法定速度60キロのところが多いですが、60キロで走れば信号に引っかからないような道路状況を作り出して欲しいです。幹線道路の青の信号を長くするなど方法はあるはずです。安全な速度で走れば信号にひっかからないようになれば、運転中のストレスも軽減し、速度超過する車も減ります。

このような試みがなされている箇所はいくつかあり、道路や都道府県によって異なります。


比較的信号のつなぎの良い道路の例。市街地の道路ですが、すんなり進めます。

都道府県別に見てみると、全体的に幹線道路の信号のつなぎを悪くしているのは、北海道、首都圏近郊、東北では福島県、中部では静岡、愛知など、近畿では兵庫、北陸は石川、新潟などですかね。道路別にみると、トラックの交通量が多い名四国道(愛知~三重)は、信号のつなぎが良いです。東北では日本海側の国道7号線は新潟を除き、総じて走りやすい印象がありました。近畿圏でも、京都や大阪のイナイチ、御堂筋も信号のつなぎが良いです。

信号のつなぎが良いからといって、スピード超過で走る車は多くない。
警察はスピード超過で走る車が増えることを心配している面もあると思いますが、それで速度を出して走る車は実際のところ多くありません。夜間はともかく、日中は車も多いし流れも悪いですから、せいぜい出せても60キロです。また安全運転にある程度配慮している人が大多数ですから、多くの人はそれくらいの速度で車を流します。

一方で、頻繁に赤信号で止める方が、できる限り早く進みたいからと速度を出したくなる衝動にかられてしまい、結果的にスピードを出す車が増えます。さらに、我先にと車線変更をして進む車も増えます。ひどい車になると、赤信号になるやアクセスを踏んで急加速する車もいるくらいです。

最も前者の場合でもスピードを出す車はいます。しかし、速度の取締りは本来はオービスや警察が取り締まるものであって、信号で抑制させるものではありません。信号のあるところで速度が抑制できても、信号のないところでスピードを出す車が増えるだけで、速度抑制に貢献していません。。

ラウンドアバウトをもっと増やす
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日本ではようやく導入され始めたラウンドアバウトですが、これは交通量の少ない交差点では大きな効果を発揮します。ラウンドアバウトをもっと多くの交差点に導入して、信号で止まらないようにすれば、信号云々に関する問題はなくなりますし、ラウンドアバウドでは減速する車が増えることから、速度抑制にも効果を発揮します。

詳しいことはこちらの記事を参考にしてください。

比較的小さい町では、ラウンドアバウトにできるところはすべて信号を撤去しても良いくらいです。



それを徹底している欧米国家の1つにニュージーランドがあります。上記はニュージーランドの有名な観光都市クイーンズタウンです。人口1万人。小さい町ではあるものの、世界的に有名な観光地であるため、世界各地から旅行者が集まります。
これを見ると、交差点は全てミニラウンドアバウトになっており、信号は1つもありません。ニュージーランドはほかの都市でも規模の小さい街では、信号はなくほとんどがラウンドアバウトです。

日本の場合、道路が狭く見通しが悪い場所もあるため、信号が必要な箇所は多いものの、明らかに必要ない場所にも信号があるので、交通量の少ない交差点を中心にもっと普及して欲しいです。

設置スペースこそ必要なものの、信号の設置が不要、電気代がかからない。災害時にも問題がない。さらに、信号待ちによる時間のロスが減少、安全性が高いという点を踏まえれば、メリットは測りしれません。また、ミニラウンドアバウトにすれば、そもそも今ある道路幅だけでラウンドアバウトにすることが可能です。

地元、静岡県で導入されたラウンドアバウトの一例。富士宮市の白糸の滝近く。
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[C17] Re: ランドアバウト以外でも方法はある。

点滅式と感応式>
これは中国地方の都道府県(山口を除く)でよく見られます。主要な交差点を除き、すべて点滅信号になっており歩行者が渡るとき以外は赤になりません。確かに、合理的でよい案だと思います。中国地方以外でも近畿、岐阜、三重、四国などでも見られますが化東日本で見られないのは不思議です。

僕は感じたのは、首都圏は意図的に信号のつなぎを悪くしているとしか思えないです。そうすれば、速度抑制になり交通安全につながると思っているのか知りませんが、信号が多く流れも悪いだけに、かえってストレスがたまりマナーが悪くなるだけです。


  • 2016-11-11 22:26
  • hiro1100
  • URL
  • 編集

[C16] ランドアバウト以外でも方法はある。

ランドアバウトは全ての交差点が同一でないと危ないから導入する時は駅前や小規模交差点に入れるのが最良だと思う。
逆に幹線道路の場合は押しボタン式信号は全て点滅方式に、交差する道路の信号機は原則的に感応式にすれば効果があると思います。
点滅信号の方が信号の変わりが分かりやすい事も事実で、常時青だと突然信号が変わって逆に分かり辛く危ない気がします。
後、自分が撮影した動画である『調布保谷線 上石原交番前~三鷹市塚』の部分に東京多摩地区の道路事情・信号のつなぎの悪さを感じ取れると思います。

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プロフィール

Yasu1100

Author:Yasu1100
ドライブ、旅行好きの30代。
道路、運転マナー、海外の道路事情について、自分の思うこと、経験に基づくことを書きます。

2005年に原付で公道デビューし、2009年に4輪デビュー。2014年にオーストラリアへ渡航し、海外ドライブ開始。日本と海外を行き来しながら、生活を始める。
バイク、車で走った距離はおそらく10万キロ以上。1回も交通事故を起こしていないのは自分の自慢です。

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