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日本の道路の問題点その2【使われない有料道路と混雑する一般道路】

日本の道路の問題点について考察します。前回は高速道路とバイパスを建設する二重投資について、国道23号の南勢・中勢バイパスを例にあげました。今回の問題については、前回の南勢バイパスと伊勢自動車道についての部分でも言及しましたが、もう少し詳しく扱っていきたいと思います。

建設されても使われない有料道路
一般的に、高速道路やバイパスが建設されれば並行している一般道の交通量の多くがそちらへシフトし、一般道の交通量が減少します。
交通量が減少すれば渋滞が解消し流れがスムーズになります。車の絶対数が減るため、付随して車・歩行者、自転車の交通事故の件数も減少します。また、バイパスや高速道路にシフトすることで、通過交通における旅行速度も向上します。


ところが日本の道路の場合、そのバイパスや高速道路が有料道路になると、交通量がシフトせずに、並行する一般道の混雑が解消されないというケースが多くあります。

使われない理由は、多くの人達が有料道路を敬遠するからです。特に高速道路の場合は料金が高いため、高いお金を払って移動するよりも時間がかかっても一般道を利用した方が良いと考える人が多いからです。

具体例1:神戸淡路鳴門自動車道
わかりやすくするために、具体例をいくつか上げていきます。1つ目は神戸と徳島を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道を例に上げてみていきます。この高速道路は全線が片側2車線で有料道路なのですが、鳴門大橋と明石海峡大橋の部分の料金が高いため、他の道路に比べても料金水準が高いのが特徴です。

Wikipediaには、神戸淡路鳴門自動車道を利用して淡路島を通過する貨物トラックはその自動車道の通行料金が割高であり、その出費を抑える為に、西淡三原IC - 淡路IC間は国道28号に降りるのが見受けられる。そのことによって、渋滞や交通事故が発生し、更に車重による路面状態の悪化や排気ガスによる汚染が顕著である。この現象は、兵庫県道31号福良江井岩屋線(淡路サンセットライン)においても同様である。という記述がなされています。
引用:Wikipediaより

つまり、走りやすい自動車道があるにも関わらず、料金を節約するために橋の部分以外は一般道を利用している車(トラック)が少なくないということですね。それによって一般道が渋滞したり、事故が起きたり道路環境が悪くなっているということです。この淡路島の道路ですが、国道28号は比較的整備されていますが、県道31号は集落を走る区間が多く、中長距離を移動する道路としては全く適していないです。28号線にしても基本的に片側1車線で、市街地や集落を走る区間が多いです。
にも関わらず、そのような道路に通過交通が流入しているということです。
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淡路島の県道31号。ここを通過するトラックが走っている。

なお、これは淡路島だけに限らず四国側でも同じことが起きているようです。どういうことかといえば、例えば高松方面へ行く場合に、鳴門北か鳴門インターで降りて、そこから高松道を使わずに国道11号を使う車がいるということです。橋を渡ってから、料金を節約するために一般道を走るということです。

ちなみに神戸淡路鳴門道の交通量は1日当たり平均2万台で、全く利用されていないというわけではありません。この自動車道は全線片側2車線ですが、片側2車線あれば4万台までは十分捌けるレベルです。その半分程度の交通量ということは、あまり利用されている部類には入らないでしょう。
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淡路島道を縦断する神戸淡路鳴門道。通過するだけなら走りやすい高速道路を選ぶが普通だが、そうなっていない。

具体例2:木曽路と中央自動車道
中津川から岡谷・諏訪にかけての中央道・長野道と国道19号です。ここは社会問題にまで発展した地域で、問題点を上げると単に高速道路が利用されていないだけにとどまりません。

具体的にはトラックが中央道を避けて国道19号を利用し、さらに制限速度を大幅超過して走行したり、追い越し禁止区間で追い越したり、低速車に対して煽り運転を行うなど危険運転が問題になったことです。また、それに付随して交通事故も増え、沿線に住む住民にとって大きな悩みの種になったということです。

細かいことについてはこちらの記事に書いたので参考にしてください。

この区間については並行する中央道は交通量の平均は約2万台~3万台と、それほど少ないわけではありません。しかし、本来中央道を利用すべき自動車が国道を利用して料金を節約しているという点においては問題であり、有料道路が有効活用されていないどころか、並行する国道19号の道路環境を悪くしているという点においては大きな問題を抱えている場所です。
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高速の迂回路にされている国道19号、木曽路。全体的に走りやすい道路ではあるものの、1車線で集落の中を通過する区間もあるため、長距離移動には適していない。

具体例3:秋田自動車道と国道7号
秋田市近郊の国道7号線と秋田自動車道です。ここは使われない有料道路の典型ともいえる場所です。無料の国道は比較的多くの車が走っているのですが、並行する秋田自動車道は交通量が少なくガラガラです。秋田道は秋田より北側になると、交通量が1万台を下回り北進するにつれて減少します。秋田市近郊ですらも1万台を超えるか超えないかのレベルで、走っただけでも高速道路が使われていないのがよくわかる場所です。

ここに限らず、比較的人口の少ない地域の高速道路、北東北の東北道や八戸道、北海道の道央道や、南九州の東九州道などは似たような状況です。

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国道7号と並行する秋田自動車道。一般道の交通量は多いが、高速道路の交通量は少ない。

なお、国道は地元の住民が利用するから交通量が多いのは当然で、高速道路は通過交通自体が多くないから少ないのは当然と言う人がいると思います。確かにそうなんですけど、ここの場合、通過交通すらも国道を利用しており、短距離利用から長距離利用まですべてを国道が分担しているということです。長距離を移動するトラックが結構走っている状況を見ても、おそらくそうなんじゃないですかね。

秋田自動車道ですが、交通量が少ないとはいえ人口希薄地帯でもないのに、この交通量(自動車道がガラガラという状況)はいくらなんでも少なすぎです。
おそらく秋田道は本当に急いでいる人か、高い高速料金が負担にならない人だけが使っていると考えて良いですよね。ちなみに、この区間は2010年に無料された際に、交通量が1万台を超えた記録もありますから、無料化すればちゃんと利用されるということが実証されています。逆に言えば料金が高いから利用されていないことも実証されています。

秋田道の交通量はWikipediaを参考。

3つ具体例を上げましたが、全国的に有料道路と国道が並走している場所では多かれ少なかれ起きている現象です。特に地方において顕著なのですが、大都市圏でも同じようなことが起きています。大都市圏の場合、高速道路の交通量も多く一般道の交通量も多いからわかりにくいと思いますが、それでも高速料金を節約しようとして、一般道を走る車はいるし、有料道路を敬遠する人が多い傾向はやはりあるでしょう。渋滞がひどいから、その傾向は地方に比べれば少ないというだけです。

例えば東京~静岡でも首都高速や東名高速を走らずに国道246号と国道1号などを使う車が多くみられます。トラックなどが多く、行程の全路線を一般道しか使わない車もいれば、部分的に高速道路を使う車が見られます。また、日中昼間は混雑するからと、夜間の空いている時間帯に一般道を通過目的で利用する車もいます。



高規格道路が使われないことによる弊害
これの何が問題なのかといえば、せっかく建設した高速道路やバイパスなどが有効活用されずに、一般道を利用する車が減少しないということです。単に有効活用されないだけでなく、渋滞は解消されないし、自動車同士や歩行者、自転車との交通事故は増えるし、排気ガスの増加で環境は悪化するしで、様々な弊害をもたらすということでもあります。

また、一般道は高速道路や高規格のバイパスに比べて移動に時間がかかるし信号で頻繁に停止するため、後者に比べるとストレスがたまります。それに起因してマナーの悪いドライバーが増えるということもあると思います。短中距離移動ならまだしも、長距離移動で一般道を使うとなれば、できる限り早く移動したいにも関わらず移動できないわけですから、イライラして運転が荒くなるドライバーが増えるのも当然ですよね。

さらに、前の記事でも扱いましたが高速道路が建設されてもそれが使われておらず一般道の混雑が解消されないために、高速に並行してさらに高規格のバイパス道路を建設しているという二重投資をしている始末です。


使われない原因は、その有料道路の料金水準が高すぎるのが原因です。これがこの問題の元凶といってもよいでしょう。高すぎる料金のせいで、一体どのくらいの損失をもたらしているか?と考えると、その程度は単に使われていないという以上に相当なものになると思います。百害あって一利なしですが、百害どころか千害くらいあるんじゃないですかね。

高すぎる日本の高速道路料金、海外ではありえない。
この高速道路の料金水準は海外と比較しても異常な水準であり、日本人のみならず外国人も高すぎると醜評するレベルです。

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引用:「諸外国における高速道路の料金の動向」国土交通省より

日本の料金水準は、普通車が24.6円/km~29.52円/kmで、一部区間はこれよりも割高になり、中型車以上の車はこれの1.2~2.65倍の料金になります。欧米との比較では、スペインは乗用車が1km当たり15円と高いですが、それでも日本よりは安いです。それ以外の国はフランス以外は1km当たり10円以下の水準です。単純に乗用車だけで比較してもどの国でも1km当たり約10円程度の差があります。

ただし、日本の高すぎる料金水準について取りあえると、必ずしもそうでないという意見もあります。








日本の場合、基本的に税金を使って建設していない点と高架やトンネルが多いうえに、耐震対策も必要なため建設費用がかかるから高い料金を徴収する必要があるということですね。
まあ確かにこれは納得できる部分が多いでしょう。それに高速道路料金が安くても、車に関わる税金が高いとか、ガソリン代が高いとか、そもそも車の値段自体が高いとか、保険料も高いとか、他の部分が高いから諸外国と比較しても結局たいして変わらないということもあります。

ちなみにオーストラリアはどうかといえば、基本的に大都市近郊を除けばほとんど無料で、数少ない有料区間も値段自体は日本に比べれば圧倒的に安いです。車の価格は中古車でもかなり高いですが、それでも個人取引では20万や30万程度で購入できる車もあるし、オンボロ車でも良ければ、車の購入にかかるコスト自体も減らせます。税金や保険うんぬんはあまり詳しくないですが、少なくとも外国からワーキングホリデーで来ている人達(基本的にお金の面では余裕はない人達)が普通に車を所有していることを考えると、そこまで極端に高いわけではないでしょう。

それと単に高速道路や自動車の税金うんぬんだけでなく、それ以外の物価水準であったり収入であったりも考慮すると、また見方が違ってきます。オーストラリアの場合は物価は高いですが、生活必需品(食料品など)は日本以上に安いです。税金も日本に比べれば安いですし、高いといわれる居住費もシェアにすることで低くすることができます。同時に、最低賃金はバイトですらも時給1500円とかのレベルで、正規社員であればそれよりもっと高くなるでしょう。これはどういうことかといえば、物価は高いけども、実は生活するだけならそんなにお金がかからず、しかも収入も多いということです。

そこに車にかかる負担を考慮しても、ある程度生活レベルの高い人達からみれば、それほど大きな負担にはならないでしょう。高速料金が1区間700円だとしても、向こうの人達からすれば、100円くらいの価値になるでしょう。
欧州は知りませんけど、オーストラリアはこんな感じで、少なくとも日本に比べれば、高速料金の水準は圧倒的に安いです。

一方で、日本より安いといわれる中国や韓国の高速料金も、向こうの物価水準と照らしたら一概に安いとはいえません。中国に関しては、中国人からしてみれば高すぎるという意見もあるほどです。


日本の場合はどうかといえば、保険料や税金、年金の負担などは安くないし、物価も基本的に高いです。一方で最低賃金も正規社員の給料もここ最近の傾向を見ると、他の先進国と比べると高くなく、むしろ低いとさえ言われることもあります。

そこに車の負担を加えると、その負担が決して低いものとは言えないでしょう。高すぎて高速道路を利用できないという人もいるし、1区間700円だとしても、相当な負担になるという人も多いでしょう。
現に高速料金を節約するために一般道を走る人が多い現状もあるわけですし、実は他の国と比較するとこうだと言われても、統計その他うんぬんを取って説明されても、庶民の感覚では大多数が高いという認識を持っているのであれば、やはり日本の高速料金は高いでしょう。
同時に、上記のような問題もあるわけですから、やはり今の料金水準は是正した方が良いでしょう。

料金水準の是正はどうすれば?
もちろん無料化するのが一番ですけど、話はそんな単純ではなくて単に無料化すればよいってものでもないでしょう。東名や名神のように無料化すれば、かえって交通量が増えてしまい、首都高速のように常に渋滞してしまうことにもなるでしょう。どこを無料化してどこを有料化するかはより細かく検討していく必要があると思います。また、無料化にこだわらなくても、料金水準を下げて利用しやすくするという方向性も良いでしょう。極端な話、1km当たり1円の料金水準にして100km走って100円とかでも良いわけですよね。走行距離化金制度とかもあるし、考えうる対策はたくさんあります。

ただし、何か理由をつけて現行の料金制度を維持したり、有料区間を増やしたり値上げするなどは愚の骨頂です。道路の有料化にしても、よほど説得力のある意見がなければ受け入れられることはないでしょう。明らかに言えることは日本が抱えている諸問題を解決するために、高速道路や有料道路の料金水準を是正する必要があるということです。


高速道路の料金水準を下げる、無料化したら自動車の交通量が増えて渋滞が悪化する、自動車依存に拍車がかかるのではないか?

渋滞についてはそうなる地域とならない地域もあるし、逆に一般道の渋滞が解消するだけのケースもあります。地域によって事情は変わってくるだろうから、一般論としては一概に言えないと思います。

かつて自民党が行った全国の高速道路休日1000円なんていうのははっきりいって愚策で、そのような全国一律で安くするようなことをすれば、交通渋滞が悪化するのは目に見えているでしょう。だから、こんな単純な方法ではなく、料金水準の是正とか無料化とかの話は、ある程度地域事情とか交通量とかを踏まえて行う必要があると思います。

自動車依存に拍車をかけるということに関してですが、そうなる傾向はあると思います。しかし、短期的に見れば今まで自動車利用を控えていた人たちが車を利用する、一般道を利用する人が高速道路を利用するようになるだけで、多くの人達がすぐに車を持つようになるレベルにはならないでしょう。ただし長期的に見れば、自動車依存に偏る傾向は強くなると思います。

個人的には同時に車依存から脱却する政策も併せて行う必要があると思います。ロードプライシングとか自転車シフトとかですね。距離課金制度を検討しても良いと思います。さらに言えば、安くするにしてもトラックとかバスだけにして、乗用車の料金水準はそのままにするという方向性だってあります。平日は安くしても、交通量が増える休日や行楽シーズンはそのままという方向性もあります。シドニーの鉄道・バスみたいに、休日は数百円で乗り放題みたいな政策もあります。要するに単に高速道路料金の調整をするのではなく、それ以外にも複合的にさまざな対策を行うということですね。

現に欧州では高速料金が日本よりも安いにも関わらず、公共交通機関(BRTやLRTなど)の普及の促進によって、自動車依存の脱却にある程度成功している地域もありますからね。

無料になっても日本の道路は走りにくい
また、仮に高速道路が無料になっても日本の道路は相変わらず走りにくい道路が多いですし、都市部に行けば渋滞が多いのはたいして変わらないでしょうから、少なくとも、アメリカのような自動車社会になることはないでしょう。何も対策をしなければそうなる可能性は否定できませんが、同時並行してそれ以外の対策が行われれば、鉄道シフトや自転車シフトも進んでいくでしょう。

それに自動車が持つ負の側面を理解して、自動車を利用することにうんざりしている人たちも一定数いるわけで、車すら利用したくない人もいます。地方の人たちも車しかないから車に依存せざるを得ない人も多いです。そういう人たちが今後増えていくか、鉄道やバスが車以上に便利になれば、高速道路がいくら無料になろうが安くなろうが、自動車依存が極端に強くなることはないでしょう。

さらに無料化や料金水準の是正がもたらず経済効果を考えた場合に、それが相当なものになるのであれば、是正は行うべきでしょう。逆に言えば、今の料金水準が高すぎて様々な弊害をもたらし、経済にも道路交通にもとてつもない悪影響を与えているのであれば、それは日本経済のガンともいえる部分であり、これはこれで直すべき部分でしょう。

高速道路は急いでいる車がお金を払って利用すべき道路であり、無料化すべきでないという考え方について
これは非常に奇妙な考え方で、おそらく日本独特の考え方だと思います。

諸外国の高速道路整備を見ると、欧米諸国は少なくともそのような形にはなっていませんし、そのような考え方は基本的にないでしょう。なぜなら幹線道路の高規格化、バイパス化などの目的すべてを合わせて高速道路が建設されており、急いでいる人もそうでない人も高速道路を利用するのが当然となっているからです。

このような考え方はお金のある人だけが移動時間短縮のために利用できる特別な道路という意味付けも含みますが、それだとかえって拝金主義的な考えを助長するだけだと思います。
お金があれば高速道路を利用できる、逆に言えばお金がなければ急いでいても高速道路を利用できないということにもなります。

いま全国の道路で起きている現象は、急いでいても高い料金を払いたくない車(本来は高速道路を利用すべき車)が料金節約のために、並行する一般道を走っているということです。そして、これが一般道の混雑悪化を招き、交通事故の増加、道路の環境の悪化を助長させているという悪い影響を与えています。

もっと踏み込んで考えれば、有料道路が高いせいで生活道路にまで通過交通が流入していて、道路環境が悪くなっているということでもあります。そうなると、単に料金の問題ではなく、生活道路における歩行者や自転車と車の問題にも絡んできます。

このような問題が起きていることを踏まえれば、この理屈で有料化を正当化することは通用しないでしょう。

高速道路の料金は鉄道の特急料金に当たるという考え方について

なお、鉄道の特急料金と同じ理屈で高速料金は鉄道における特急料金と考える人が居るようです。これは鉄道が普通列車よりも速い特急や新幹線を利用する際に余分に特急料金を払っているから、車の場合も速く移動できる高速道路を使う場合は、同じように特急料金を払えということですね。

個人的には、公共交通機関と道路交通を一緒くたにすること自体がナンセンスだと思います。
鉄道の場合は、高い料金を払って新幹線や特急に乗ることが当然のこととされており、それを誰も不満に思うことはないでしょう。運賃を節約するために普通列車や高速バスに切り替える人はいますけど、単にそれだけの話で、そこに何か深刻な問題が生じることは基本的にありません。

しかし、道路交通の場合は、特急料金という名の高い高速料金が課せられることによって、高速道路やバイパスが有効活用されず、一般道の混雑が解消されない、さらに二重にバイパスを建設するという無駄が生じています。また、その高い特急料金を払いたくないがために、並行する一般道を走行して料金を節約し、それによって一般道の道路環境の悪化させる問題も起きているわけです。

中央道の高い高速料金を節約するために、国道19号を大幅な速度超過で走行し、信号無視や煽り、追い越しなどの危険運転を繰り返し、沿線の集落に住む住民の安全を脅かし、最悪のケースとして、沿線の住民を巻き込む交通事故まで起こしている。このようなことが起きているにも関わらず、高速料金は特急料金などといって今の高い高速料金を正当化できますかね?

低すぎる高速道路の規制速度と高すぎる有料料金
それに日本の高速道路の規制速度は、諸外国の一般道の規制速度に比べても低いです。どういうことかといえば、100k/hで走れる場所もありますけど、80k/h以下の規制がかかっている区間も多いですよね。対面通行区間に至っては60~70k/hまで落とされます。

この60k/h~80k/hというのは、例えばオーストラリアの場合、一般道の市街地や集落、もしくは信号のあるバイパス道路のような場所で設定される速度です。高速道路は110k/hが基本であり、一般道路ですらも郊外は100k/hになります。郊外でも80k/hなのは集落に入る手前の部分だけですね。また、少なくとも都市部の高速を除けば、普通の高速道路で設定される速度ではないです。動画や自分の実走経験、ほかの人の情報などからの総括すると、国ごとに多少の違いがあっても、欧州・アジア・北欧なども含めて、基本はこのような規制が多いのが普通です。

日本の高速道路の場合、その海外の一般道以下の制限速度が設定されている道路に特急料金という名の高い高速料金が課せられているわけです。ちなみに車は最低でも60k/h、もしくは70k/h以上で走るのが自動車らしい速度と言われていますが、そのような自動車らしい速度で走ることに対して高い特急料金を払えといっているわけです。普通に考えたらおかしいでしょう?

まあこれは制限速度が絡んでくる問題なので、規制速度を緩和すれば良いと思います。しかし、それにしても90k/h~100k/h
で走れる道路に高い料金を課して、お金がなければ平均旅行速度が40k/h以下で信号だらけの一般道を走れというのはどうなんでしょうね。
今の料金水準であれば、高速道路は少なくとも130k/h~140k/hの規制速度にして、都市間移動の旅行速度が平均120k/hぐらいにならないと、その料金の高さに見合ったものにならないでしょう。もっとも、それでも高いと思いますが…。

ここは日本だから、海外の事例を出してくるな。という意見について
ここで日本と海外は違うから、海外の事情を取り出しても参考にならないという意見が出てくるかもしれません。

しかし、日本の道路政策が海外のそれと比べて特段に優れているものとはとても思いません。それどころか、独特の非合理な道路政策が行われているのが現状ですし、多くの人達が今の道路政策になんらかの不満を持っています。

例えばオーストラリアの事例を上げましたが、オーストラリアの規制速度の設定が世界標準と比べると異質ではないか?という意見も出てくるでしょう。しかし、先進国であり移民国家であり、日本とは比較にならないほど多種多様な人種が住む国、人によって考えることが180度違う人達が住むような国では、交通ルールひとつを制定するにしても、どの人種も納得できる合理性のあるルールでなければ成り立たないのが現実です。もちろんその国の気候や国土などによって違いは出てきますけど、そういう背景でできてたルールは、変なバイアスがかかっていない、合理的なルールになるのは必然でしょう。
だから世界的に見ても全く異質なルールとは考えずらいです。これはアメリカやカナダもそうだし、程度の差はあっても欧州も移民を受け入れていますから、同じでしょう。

欧米の政策が進んでいる云々は、上記の移民国家だからという理由だけがすべてではないですけど、少なくともその日本の政策に比べれば欧米諸国の政策の方が優れているのは確かでしょう。だから参考にすべきだし、必要なものは取り入れるべきだと思います。

高速道路を無料にすると遅い車が増えて、高速で走行できない。

こういうことを言う人がたまにいるのですが、これは無料にすると高速道路を利用しやすくなるから、高速に慣れていない車やスピードを出さない車が高速道路に入ってきて、道路の流れが遅くなるということですね。特に対面通行の高速道路では追い越しできる箇所が少ないから、急いでいる車にとっては迷惑ということですよね。


確かに無料の高速道路は有料道路に比べて流れが遅いと感じることはあります。しかし、そう思うだけでそういう傾向があるとは僕は思いません。それにそれが理由で料金水準の是正を否定することはできないでしょう。

遅い車が入ってくるという部分ですが本当にそうなのか?疑わしい部分もあります。遅い車がいるというよりは、単に交通量が多いから流れが遅くなっているだけだと思います。

言うまでもないですが、無料であれば気軽に利用できますから、有料道路に比べれば交通量は増える傾向にあります。だから交通量が増えて車の旅行速度が下がるというのはあるでしょう。しかし、はっきりいってそれだけだと思います。また、有料道路でも、交通量の多いところは流れが悪くなり、規制速度以下で走ることもあります。だから有料にしたからといって遅い車を排除することはできないと思います。

ところで遅い車といっても、無料の高速道路で制限速度より大幅に低い速度で走っている車っているんですかね。例えば、対面通行の高速道路で規制速度より大幅に低い40k/hや50k/hで走っている車には会ったことがないです。遅いというのはそういうレベルです。
もちろんいるんでしょうけど、それはレアなケースであるし、登り坂で速度が出ない車や故障車であるとか特殊なケースでしょう。
それに、そういう遅い車と速い車との干渉を少なくするために、追い越し車線というものがあります。

そもそも追い越しもできない対面通行の高速道路というのも、本来は有り得ないもので、高速道路であれば最低片側2車線以上が基本です。交通量の多いところは3車線以上にして速度差のある車同士の干渉を少なくしています。ですから、遅い車うんぬんというよりも、これは対面通行の道路を高速道路としていること自体にも問題があると思います。
仮に無料の高速道路にしてもはじめから片側2車線以上で建設していれば、追い越しができますから遅い車うんぬんに悩まされることも減りますよね。

率直に言って、これは悪く言えば非常に自己中心的な発想で、遅い車は高速道路に入ってくるなと言っているようなものです。それっぽい意見を並べても、要するにあんたが高速道路でスピード出して走りたいだけでしょ?と。

長くなりましたが、ここで終わります。

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[C151] Re: 自転車の問題点の指摘も必要だと思う

自転車の信号無視>
これはAUS、NZでも結構見ましたし、欧州の車載動画見てても結構多いですよね。あと話とは関係ないかもしれませんが、バイクの危険なすり抜けもフランスのパリ辺りは多いですね。

自転車シフトを推進する人達の気持ちもわかるのですが、こういうデメリットがあるということも知っておいたほうが良いですね。というか、自分も言われるまではその点は考えてなかったのですけど。

西欧至上主義的>
自分もそう言うフシはありますけど、ここ最近思うのは必ずしも西欧が優れているわけではないということです。
まあ、日本に比べれば進んでいる部分はあるし、参考にする部分はたくさんありますけど、逆に欧州の人たちが日本を賞賛する例もあるし、西欧も日本に以上にいろいろ問題を抱えてる側面もある。

個人単位で見ると、白人でも本当に良い人もいるけど、中には差別的、アジア系を馬鹿にしている人、性格的にどうしようもない人もいる。あと逆に日本至上主義的な国もありますからね。僕らが西欧を見るような目で日本を見ている国。スリランカとか話を聞くとそうらしいですが…。
  • 2017-09-22 21:16
  • Yasu1100
  • URL
  • 編集

[C150] 自転車の問題点の指摘も必要だと思う

個人的には自転車の問題点の指摘も必要だと思います。
自転車の問題点は以下の通りです。
1.本来は歩道なのにスーパーとか近い場所だと自転車が歩道を占拠する事。
2.駐輪場が近くにあっても特におばちゃん達がスーパーなどの近くに違法駐輪が多い。
3.自転車スマホ
4.警察に捕まっても免許持っていない等と言い訳する。
5.シティサイクル(ママチャリ)だとほぼ信号無視をしてくる事。
6.自転車専用道路があってもサイクリングロード以外ではほぼ歩道や車両を通行する事。(これもシティサイクルに多い)
7.自動車以上に実は公共交通機関に悪影響を与える。(定期利用の減少を促進させる事、路線バスや路面電車の定時制を乱す為。)

これが自転車の問題点だと思います。

で、解決法だと
1.鉄道を高架化して雨にも使える駐輪場の整備
2.鉄道やバスの運賃そのものの値下げ。又は在来線自由席特急の特急料金廃止(特急料金は指定席、グリーン車のみに支払う。但し、割引は逆に高く見られるので反対)。
3.自転車が通行すると課金する制度を作る。

この3点が解決法だと思います。
鉄道高架は鉄道の設備改良と駐輪場を増やす上では有効だし。Google+のアンケートで鉄道運賃値下げも込みなら自転車版の通行課金を行なっても良いという意見が多かった。
つまり、大都市では自転車通行に課金するだけで鉄道・バス利用に繋がられると考えられる。
大都市だと車は維持費の問題から持つ人は少ないが、鉄道も定期や運賃が高いから結果的に自転車しか庶民が使う手段がなくなる。(つまり自転車は鉄道の補完にならないどころか逆に定期利用者を奪う脅威の乗り物になる。)
自転車の問題が顕在化しているのが特に鉄道運賃の高い、英国やドイツである事を考えると単に自転車取り締まりを厳しくするだけでは解決出来ないと思います。
実際、ロンドンやベルリンでは車の維持費の高さと鉄道運賃の高さ、それに加えて運賃制度が複雑な故に庶民は自転車しか利用しなくなる。
英国もドイツも物価はフランスより遥かに高く、賃金は逆に低いから自転車じゃないと生活が成り立たない事情もあるだろう。
それ故かベルリン地下鉄は終夜運転も相まって大赤字になっている(利用者は1日約130万人。東京、上海、北京、モスクワは1000万人以上)。

故に自転車の問題点は、説明しないと自転車推進者が自転車の利点を更に強調される事になるからやる時にやった方が望ましいと言えます。

多分、自転車推進者は英国やフランス、オランダでは自転車に優しい国と思っている西欧至上主義的な考えが強いと思います。
逆にモスクワやテヘランでは自転車が少ないし、ロシアは鉄道分担率が高い国である事を考えるとロシアこそ鉄道の重要性を理解していると言えます。
モスクワは東京の地下鉄は利用者がほぼ同数、サンクトペテルブルクは大阪の地下鉄は利用者がほぼ同数である一方、パリやニューヨーク、ロンドンは東京、北京、モスクワより少なく、ベルリンに至っては名古屋やテヘランの半分以下の利用者しかいません。

ともかく自転車の問題点は何かしら説明する必要があると思います。
長文、失礼しました。

追記
自転車の撤去費用を減らせばその分を子育て支援などの福祉に回せると思います。
高架化で使われる費用より違法駐輪の撤去費用の方が長期面では高くなるから、高架で駐輪場拡大、それがダメなら違法駐輪の多い駅周辺に自転車が通行すると課金する制度を作る必要があります。

[C149] Re: 中型車以上は値下げした方が良い

中型車以上の大きい車種は高速料金そのものを値下げした方が良い>
僕もそう思いますね。普通車も高いですけど、特に中型以上の車の料金負担が法外に高いのが問題なので、少なくとも今の普通車レベルまで下げれば、一般道から高速にシフトして道路環境が幾分改善されると思います。

ただ、普通車の休日割引は個人的には反対です。なぜなら、休日は平日に比べて自動車分担率が増えて、自動車の交通量が増えること、高速道路の渋滞が悪化するからです。今の料金水準でも特に首都圏近郊はあの状態ですから、値下げする必要はなく、むしろ休日や行楽シーズンは値上げしても良いくらいだと思います。もちろん、地方でも交通量の少ないところは休日だろうが平日だろうが、無料か大幅値下げでも良いと思います。

その一方、軽自動車区分を廃止して普通車と同じ料金に組み込む>
個人的にはこれも賛成です。軽自動車はメーターが120k/hか140k/hまでで、性能的にそれ以上は出ないのが基本ですけど、そもそも日本の狭い道路事情に合わせて作られた車で、逆に高速道路の走行には不向きだと思います。走れないことはないでしょうが、100k/h巡航や長距離移動はやはり普通車以上の方が安定しています。

別に高速道路に乗るなというわけではないけど、軽は高速走行には向いていないから、できれば走って欲しくない、走るなら普通車と同じ料金を取りますよ。っていう感じだと思います。

欧州の話>
むこうの事情は全然知らないので、非常に参考になります。イランとロシアのサイト、英語版があるのであれば見てみようと思います。

ところで自転車シフトうんぬんは、ツイッターなどでも結構勧めたほうが良いという意見が多いし、個人的にもある程度のシフトを勧めたほうが良いとは思います。しかし、よーく考えると確かに車が自転車に変わっただけで本質的には同じなんですよね。
信号無視にしても歩行者軽視にしても。これはバイクにも言えることでもありますが。
仮に自転車シフトに成功しても、自転車が信号無視をして歩行者優先を守らなくて、自転車同士の事故や歩行者との事故が起きたら意味がないってことですよね。

やたらメリットばかり誇張されますが、そういう部分は自転車シフトを勧める上でも、考慮しておいたほうが良いということですよね。

あとその話を聞いて思ったのは、自転車シフト一辺倒ではなく、鉄道、自動車、自転車の複数の政策を同時並行でやったほうが良いということです。高速無料化だけやっても自動車依存を加速させるだけですし、自転車シフトだけしてもそうなるだけですからね。
  • 2017-09-20 17:06
  • Yasu1100
  • URL
  • 編集

[C148] 中型車以上は値下げした方が良い

個人的には中型車以上の大きい車種は高速料金そのものを値下げした方が良いと思います。
普通車は休日半額にすればそれで対応出来ると。
何も大都市近郊区間や都市高速区間では料金は据え置きした方が良いのは確かだと思います。
故に地方区間は中型車以上は全体的に料金そのものを現行の4割引き下げる事で貨物車は一般道から高速道路に大部分は移行するでしょう。
その一方、軽自動車区分を廃止して普通車と同じ料金に組み込む事で大型車は軽自動車に気をとられる事なく運転出来る環境を整える事が出来ます。

後、欧州は中西欧の鉄道運賃は軒並み高く、特に英国は極めて高い上に鉄道の乗り心地も最悪だった。
英国は物価はクソ高いのに肝心の賃金は日本、ドイツ、アメリカより少し高い(フランスより低い)だけでロンドンなどの都市部では車の維持費も高いから庶民は自転車でしか出来な状況です。
それでいてロンドンの景観を悪化させている自転車の規制に対しては何もしていません。
故にロンドンは自転車の罰則強化しても鉄道運賃が高いのでマナーの悪い自転車は一向に減らず、鉄道運賃の値上げも相まって自転車シフトしか出来ていません。

次にベルリンなどのドイツはつい最近まで最低賃金(「マリーヌ・ル・ペン氏、移民を奴隷化しようとしているとしてドイツを非難」を参考に)を設けておらず、今でも最低賃金以下しか支給しない企業も多いです。
にも関わらずベルリン地下鉄の切符は打刻式の影響で冤罪罰金が多発しています。
冤罪罰金も考えるとロンドンよりも地下鉄運賃が高いと感じます。
故にこちらも罰則強化しても自動車や鉄道離れが起きていて自動車シフトしかしていません。
しかも終夜運転も毎日やっているので運賃値上げも酷いです。
故にドイツの地下鉄利用者数は先進国・主要国では最低だと言われています。(最多は中国)
で、ドイツは緊縮財政を他のEU加盟国に押し付けいる影響でEU加盟国の国民は相当な不満を溜めているからノルウェー進歩党やフランス国民戦線が躍進し、ドイツ自体もドイツのための選択肢が躍進している状況なのでEUは後、数年で崩壊すると感じます。
しかもドイツなどの欧州では鉄道割引をやっているのですがそんな事をする前に運賃自体、下げろよと言いたくなります。
ロシアや中国の鉄道運賃が安くて快適だから、余計に高く感じます。
後、欧州ではガソリン代が高いのも気になります。

ベルリンやロンドンで挙げた問題点としては地下鉄運賃が高い為、マナーの悪い自転車が罰則強化しても自転車マナーが一向に改善しません。
自転車の問題点はただ、罰則強化するだけでは改善出来ない点が厄介だと思います。
それ故に横浜駅などの大きくて駐輪場が少ない駅前では違法駐輪対策として自転車通行規制(駅周辺を通行したら課金など)も必要になってくるかもしれません。
つまり鉄道やバス、路面電車、船の敷居を大幅に下げ、自動車は少し上げる。自転車に至ってはかなり上げなければいけなくなると感じます。
個人的にシェアサイクル(貸し自転車)に反対なのはマナーの悪い自転車を増やす上に鉄道離れが深刻化させるからです。
故に自動車や自転車の敷居を上げ、鉄道や船などの敷居を下げる事で公共交通機関に自然と移行します。

つまり高速道路も同じ原理で利用者が少なく料金調整機能のない道路(中国道広島北JCT〜山口ICや秋田道、日本海東北道など)は無料、それ以外の地方区間では中型車以上の料金を4割以上値下げ、軽自動車は普通車に統合し、普通車は休日のみ6割引すると良いかもしれません。
つまり、中型車以上は高速道路の敷居を下げ、軽自動車は逆に敷居を上げる事で一般道の混雑を下げる事が出来ると思います。
一般道に大型車がいなくなれば混雑緩和も進むから余計にそう感じます。

あと、EUに関しては以下の記事を読めば大体、分かると思います。

EUの住民約20パーセントが、友人と一緒に「飲む」お金がない
出典:ラジオスプートニク

欧州のイケア運転手、トラック内で長期生活 低賃金で
出典:BBC

マリーヌ・ル・ペン氏、移民を奴隷化しようとしているとしてドイツを非難
出典:ラジオスプートニク

欧米人は欧米マスコミを信用できない故か、ロシアの「ラジオスプートニク」やイランの「PARSTODAY」を見ている様です(但し、日本や中国より視聴者少ないが)。
やはり、ロシアやイランのメディアを見ておいた方が日本や欧米、韓国などの西側メディアよりEUや欧州の事についてよく分かると思います。
英語版サイトも一応、あります。

長文、失礼いたしました。

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プロフィール

Yasu1100

Author:Yasu1100
ドライブ、旅行好きの30代。
道路、運転マナー、海外の道路事情について、自分の思うこと、経験に基づくことを書きます。

2005年に原付で公道デビューし、2009年に4輪デビュー。2014年にオーストラリアへ渡航し、海外ドライブ開始。日本と海外を行き来しながら、生活を始める。
バイク、車で走った距離はおそらく10万キロ以上。1回も交通事故を起こしていないのは自分の自慢です。

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